平安サスペンス!名探偵は菅原道真?!「応天の門」が面白い

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応天の門 無料 あらすじおすすめマンガ

「応天の門」は菅原道真と在原業平の名探偵バディ?平安サスペンスマンガです。
表紙買いしてからずっと買い続けているマンガです。

応天の門

左)女好きの美男子歌人・在原業平 右)学者の卵で知恵者の学生・菅原道真

この表紙の水彩タッチが美しくてね~~!
つい買ってしまったわけです。

平安時代に馴染みはありませんでしたが、そんな方でも大丈夫。
重厚なサスペンスが好きな方にもおすすめできます。
また、基本的にひとつの話は数話で完結するのでとても読みやすいです!

平安時代に巻き起こる怪奇を解決したり、菅原道真の兄の死について迫ります。
また平安のドロドロした政治事情なども描かれています。

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応天の門 あらすじ

夜な夜な旦那のいる女性の元に通う在原業平。
貴族であり歌人であり美丈夫だったと語り継がれていますが、どうやら女好きだったようです。

閨を共にしている時に「女官が鬼にさらわれる」という噂を聞きます。

そして女性の家を後にし、帰宅する途中、家屋の屋根に小鬼のような少年の姿を発見します。
少年は業平が夜回りの検非違使(今で言う警察みたいなもの)を避けていることを知っているのか「見つかりたくなければ小路に入れ」と助言して姿を消してしまいます。

この小鬼と間違われた少年こそが元服したばかりの菅原道真です。

初めての邂逅は、お互いの身分も名前も知らないままでした。
しかし間もなくして日の明るいうちに再会します!

道真、鬼退治に巻き込まれる

権少将である在原業平は帝に謁見できる立場です。
帝からも「女官がいなくなる」噂を憂い、夜中の警備強化を言い渡されます。

宮中からの帰り、業平は縁者である紀長谷雄が例の女官をさらう鬼だとして検非違使に囚えられそうになっているところに出くわします。
長谷雄は必死に「自分は犯人じゃない」と否定します。
そして縁者の業平と、たまたまそこに居合わせた学友(?)の菅原道真に助けを請います。
しかし道真は「日頃の行いがだらしないからだ」と長谷雄を突き放し、長谷雄は検非違使に連れていかれます。

道真はけっこうドライな性格です。
ツンケンしていて、政が嫌いなので貴族の業平や検非違使にも物怖じしません。
学問が好きで漢詩に秀でているほか、着眼点もよくかなりの知恵者です!

業平は「女がさらわれる」噂を解決すべく、観察眼に優れた道真を道連れにして先日鬼にさらわれた女の死体の検分に行きます。

この事件をきっかけに道真と業平の腐れ縁的バディが始まります。

平安時代の政権争いが興味深い

平安時代のことっていまいちよく分かっていなかったのですが、貴族たちの争い模様がとても興味深いのです。
「応天の門」では怪異のサスペンス・ホラーだけでなく、どろどろした政(まつりごと)も細かく描かれています。

わずか9才の清和天皇、実権を握りたい貴族たちの争い

この時代、父親が崩御してわずか9才で即位した清和天皇。
マンガでも幼い少年として描かれています。

京の政はこの清和天皇を囲んで執り行われます。
とはいえ清和天皇はまだ9才。
実権は外祖母(母親の父)の太政大臣・藤原良房が握っていました。

良房が実権を握ることを面白く思わない貴族も大勢います。
しかし良房は清和天皇の母の父親という協力な立場。
さらには自分の姪である藤原高子を清和天皇に入内(いわゆる嫁入り)させようと画策します。

清和天皇の周囲を自分の身内で固めることは政治的に非常に有利に働きます。

入内候補、藤原高子と在原業平の関係

さて入内候補の藤原高子。
清和天皇とは8才の年齢差があり、かなり姉さん女房(?)となるわけです。
陛下はまだ元服もしておらず、すぐに入内をというわけにもいきません。

そして高子にはもうひとつ問題がありました。
高子は、過去に在原業平の”おてつき”となった女性なのです。

とはいえ高子はその時まだ11才。業平とはずいぶん年の差があります……。
しかしすくなくとも高子は真剣だったのではないでしょうか。
21才になり入内の話が進められても業平への未練は残っています。

そしてそれは業平も同じ。
高子に近づくことは決して適いませんが、心の底では彼女を気にかけています。

応天の門 在原業平 藤原高子

右が藤原高子

高子はねーーーかわいそうなんですよ。
叔父・藤原良房には政治のコマとして屋敷に閉じ込められ、兄・藤原基経らもつねに気の置けない仲。
頼れる人は誰もいないのです。
それなのに女中たちには優しく、美人のちょいきつめの顔立ちではありますが善の人です。

道真の兄の死の真相とは?

道真には吉祥丸という年の離れた兄がいました。
兄はたいそう優しく、幼い道真に文字を教えてくれたこともありました。

しかし兄は病に伏せ、亡くなりました。
道真がまだ幼い頃の話でした。

道真の脳裏にはちょくちょく兄との記憶が思い出されます。
だが他人に「兄がいたのでは?」と聞かれれば「兄はいない」と答えます。

兄の死の真相は。
そして道真が兄に抱く本当の気持ちとは。

菅家と藤原家の関係

応天の門 感想 無料

藤原基経。義父良房とはなにか異なる動きをしている様子

菅家、つまり菅原ですね。

道真の父、菅原是善は清和天皇の侍読(天皇に学問を教授する学者)というかなり重要役職です。
是善も道真と同じように頭がいいのです。

侍読は幼い帝にかなり近いポジションになります。
それを太政大臣である藤原良房やその息子・藤原基経はかなり警戒しています。
なんせ帝の周囲を藤原で固めようとしていますからね。

道真も是善も政にはあまり興味がないのですが、立場上着々と巻き込まれることになってしまいます。

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応天の門を無料で読むには?

なんと1~3話、そして43~45話まではコミックバンチWebに掲載されています!

1~3話まではひとつのまとまったお話となっているので、初めて読む方におすすめです。

しかし4話以降はコミックスを購入して読むか、電子書籍などで読むしかありません。
わたしのおすすめはDMMレンタルとDMM電子書籍です。

DMMレンタルとDMM電子書籍の違い

1冊95円と破格の値段ですが7日間限定なのがDMMレンタル。
1冊あたり定価ですが無期限で読めるのがDMM電子書籍です。

どちらも悩ましいですが、応天の門の場合はじっくりと楽しみたいお話だしまだ連載中なので電子書籍のほうがおすすめです。


 

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