Illustratorのパターン作成を初心者向けに紹介していきたいと思います。
使いこなしたら便利&楽しい機能です。
今回作るのは超簡単にストライプと花柄のパターンです。
まじで超超超かんたんです。
初めてやる場合は難しい柄に挑戦せず、このくらい簡単なものからチャレンジすると苦手意識が若干薄れると思いますよ!!
ストライプパターンの作り方
- 直線ツールで適当な長さの線を用意します。
今回は線の長さ55mm、線幅7mm、角度-135°でやってみます。 - 線を選択したままオブジェクト→パターン→作成をクリック。
- パターンの編集画面に移ります。
パターンオプションと実際パターン化した場合のビジュアルが表示されます。 - パターンオプションの設定はタイルの種類:グリッドのままでOK。
- 幅と高さが小さければ小さいほど密なパターンになるので、正方形を保ちながら線同士がいい感じにくっついてストライプ模様になるまで大きさを調整していきます。
- パターンの編集が終わったら左上の完了を押します。終わり!
こんなかんじのいい具合のストライプが錬成されると思います。
好みで色や線幅、角度を調整してください。
花柄パターンの作り方
- 多角形ツールでお花を作ります。
今回は六角形で角度45°、大きさは26mmくらい。
六角形に効果:パンク・膨張を適用します。だいたい70%ぐらい。 - お花を選択したままオブジェクト→パターン→作成をクリック。
- パターンの編集画面に移ります。
パターンオプションと実際パターン化した場合のビジュアルが表示されます。 - パターンオプションの設定はタイルの種類:六角形(縦)を選択し、幅と高さといい具合の距離感になるように、正方形を保ったまま調整。
- パターンの編集が終わったら左上の完了を押します。終わり!
こんな感じのかわいらしいお花パターンができあがります。
いろんな模様で応用可能ですね。
補足1:パターンの登録方法
パターンを作成すると自動でスウォッチに表示されますが、これはあくまでもそのAiファイル中での話です。
他のファイルでも使用したい場合はスウォッチを保存する必要があります!
- まずはスウォッチを整理する。保存したいスウォッチだけの状態にします。
- スウォッチパネルの左下のマークをクリック→スウォッチを保存を選択。
- 適当な名前をつけて保存します。
- スウォッチパネルの左下マークをクリック→ユーザー定義に出現!
はい。めちゃくちゃ簡単ですね!
補足1-2:パターンの編集方法
作ってみたはいいもののイマイチ納得いかない……。ちょっと編集したいなんてことありますよね?
パターンはスウォッチパネルからいつでも編集できます。
- 対象スウォッチ(パターン)を選んでダブルクリックする。終わり!
デフォルトで入っているパターンスウォッチにもこの方法は使えます。
補足2:パターンを保存した時に発生する継ぎ目(白い線)の消し方
こちらは先ほどの花柄パターンですが、まじまじ見てみると、模様の中に白い線が見えますよね?
イラレでいじってた時はなかったのになんで?!という感じですが、保存した画像ファイルや印刷物を見ると発生します。
ちょっとみっともないこの白い線(継ぎ目)も消す方法があります。
- 対象を選択し、オブジェクト→分割・拡張をクリック。
- 線・塗りにチェックが入った状態でOKを押す。
- そのままパスファインダー→合流をクリック。終わり!
選択するとパターンもすべてアウトライン化していると思います。
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