【書評】「マネージャーの問題地図」は管理職じゃなくても管理職のするべきことを理解できる本

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本の感想

すごい駆け足で読んだので感想もめちゃくちゃ駆け足です!!!!

こちらの職場の問題地図に続けて読みました。

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「マネージャーの問題地図」

マネージャー……いわば部下がいて、人を管理する立場にある人。管理職。

私はもちろん(?)マネージャーなんて立場ではありませんが、職場の問題地図よりマネージャーの問題地図のほうが気になって、一緒に借りてきたクチです。(なぜかというと、自分の上(マネージャーにあたる人)が問題ヤローなのでは?ということを確かめたかったからです。悪い奴です)

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下が育たない!と憤慨している人に読んでほしい

とにかく、下を潰す上になっていませんか?と問いかける本だった。マネージャー職じゃなくてもさくさく読めるし、内容がスムーズに頭に入ってきます。言葉が分かりやすい。バカでも分かる言葉で書いてある。

マネージャーの大変さがすごく分かる本なのですが、この大変さを抱えていることに気づいているマネージャーってこの世の中にどれだけいるんだろう?とも思ってしまった。自分が抱えていることのヤバさに気がついていないと(優秀な)下に逃げられ、ダメ部下(自分がダメにした)の発生、チーム(部署)破綻!わあ~~~~~地獄!

マネージャーってホント軽くない。下がどう育つかって、本人の素質もあるけど、上の良し悪しもある。それを思い知らされた。身をもって実感しているはずだったけどなおのこと思い知った。

また、マネジメントと一概に言っても何をマネジメントするのかにもよって適性の有無が変わってくるはずなのに、なぜココらへんをごっちゃにしてしまう会社が多いんでしょうね。一部門で実績を上げたからといって、急に他部門のことまで完璧にこなせるようになるわけではないのにね。確かにそうだ。

外でバリバリ稼いでいた営業マンが管理職に昇進してハイ、社内業務の部長です。机にかじりついて判断よろしくって言われても困っちゃうようね・・・。

なんでこのパターン多いんだろう?謎だ。管理職も一部門のプロフェッサーであってもいいはずなのに、なぜ急に偉くなったら何でもできるマン(やらされるマン)になるんだろう。(駆け足で読んだので本と理解に違いがあるかもしれませんゴメン)。

しかしそれでもやらなければいけない日本のサラリーマン。そんな人のために存在している本かもしれません。

こちらは7章に分かれていて、部署やチームにありがちかつマネージャーが解消しなくてはならない問題が章タイトルとなっております。

うちの会社……この7章中の6章に当てはまるので身の毛がよだっておりますw(太字は章のタイトルです)

  • 「モヤモヤ症候群」→上と下の思考・思惑の共有ができていないことによるモヤモヤの発生。
  • 「モチベートできない・育成できない」→そもそも育成環境が整っていない。意味不明人事でやる気を奪う。とにかくどうにかしろ(但し改善策は却下)。
  • 「削減主義」→とにかく削れの一点張り。その先のことを考えているのかは不明。将来不鮮明。
  • 「チャレンジしない」→変化は役員の気分次第。自分たちは役員のご機嫌をお尋ねするだけで率先としたチャレンジは許されない。

まあ、言わばどこの会社でもありえる・起こりえることが起きているだけの話なんだけど、それだけこの本が大衆的であるという証拠とも思います。

マジで駆け足で読みすぎた。また読みたいです。

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